1873(明治6)年8月14日、新川県富山町中町(現・富山市中央通り)で「牛嶋屋金物店」の商号で開業。創業者は武内宗八。

1873(明治6)年8月14日、新川県富山町中町(現・富山市中央通り)で「牛嶋屋金物店」の商号で開業。創業者は武内宗八。
アルミの「軽い」「錆びない」という特長に注目した売薬業者の助言を得て、日本で初めてアルミ製高貴薬容器を製造。
この頃、社名を「武内宗八商店」に改称。以降、アルミをはじめとした金属製容器製造に商いの範囲を広げていく。
株主総数24名、資本金100万円で富山市石金に「武内プレス工業株式会社」を設立。代表取締役に四代・宗八が就任。
創業から76年の歳月を経て、会社組織としての歩みが始まる。
第1号のアルミチューブが誕生。
アルミチューブの試作・研究段階で得た成果は、当社初の実用新案として1955(昭和30)年11月22日に出願、1958(昭和33)年7月11日に登録。
西ドイツ(現・ドイツ)のHerlan製のインパクトプレスP-8を設置。
同年11月に「スーパーライオン潤インパクト缶入り」(VE缶)を製造開始、インパクト缶製造技術を確立。
現在使われているようなフェルトペン容器が誕生。
当社初のエアゾール缶が誕生。直径35mmのライター用ガスボンベで、愛知県のメーカーへ納入。
その後、日本国内で様々な用途にエアゾール製品が浸透し市場が成長するにつれ、当社エアゾール缶事業も拡大していく。
10月、当社初のDI缶ラインを神戸工場に設置。いよいよDI缶の生産開始。
この頃、本社・富山工場の竣工と創業100周年を迎える。
ラミネートという新しい素材による樹脂製容器製造に取り組んだことで製品バリエーションは増え、「総合容器メーカー」としての可能性が広がる。
困難の末に誕生したミニ樽3Lは、「アサヒ生ビールミニ樽3」と名付けられる。
製品の特徴は容器にあり、発売にあたっても容器について紹介された。
11月、技術開発スタッフによる長年の研究開発の結果、樹脂チューブ1号ラインを神戸工場に設置。
2000年に製造開始したTD缶は、世界初のDI成形によるモノブロックネジ付きアルミ飲料缶で、飲料缶に新しい価値をもたらす。
高い密封性があるため、香りや味わいを飲む瞬間まで逃さない。
再栓可能で複数回に飲み分けることができ、飲みロが大きく香りも楽しみやすい。
製品の正式名称は「スリムボトル」。
60mm径TD缶は、当社で初めて28口径を採用。
日本包装技術協会が主催する日本最大の包装容器のコンテストである日本パッケージングコンテストでは「アサヒスーパードライ 350mlスリムボトル」がそのデザイン性を高く評価され、「パッケージデザイン賞」をアサヒビール様と合同で受賞。
日本包装技術協会主催の日本パッケージングコンテストにおいて「スタイリッシュボトル」が「パッケージデザイン賞」をアサヒビール様と合同で受賞。
小山田記念賞は、軽金属の生産ならびに製品に関係したわが国の優れた技術を対象とし、その技術を確立した発明・考案あるいは研究の功績者に贈呈される賞。
アルミボトル缶の普及によりアルミニウム製品の需要増加への貢献が評価された。
従来のアルミチューブの強みはそのままで、さらにプラスチックチューブの良さを兼ね備えた「最強のアルミチューブ」が完成。
アルミチュープに新しい付加価値をプラスし、かつプラスチックを足し合わせたという意味から「アルプラスチューブ」と名付けらる。